雪かきも要注意!! リンパ浮腫で手がガンダムになったときのこと(涙)
乳がんが見つかり、手術など三大治療を1年がかりで終えてから6年になります。
手術の方法やリンパ切除の程度で個人差はあるようですが、手術した側の腕が腫れてしまうリンパ浮腫に気を付けるよう注意を受けていました。
圧迫や、重い物を持つなど、力をかけて使い過ぎたりするとリンパの流れが悪くなり、腕が腫れてしまうのがそれです。
長時間、黙って腕を垂れ下げた状態にしておくのも逆にダメなようです。
リンパ浮腫については、検索したら症状・対処などにつて専門的なページが出てくるので、ここで綴るまでもありませんが、
私がリンパ浮腫になってしまったときのことをザックリ記録しておきたいと思います。
ついついダメと分かっていても、張り切って雪かきをしてしまう。。
また今年もそんな季節がやってきました。
気を付けていたつもりではいたのですが、
手術をした年に一度リンパ浮腫になってしまったことがありました。
腕のだるさと微妙~な左右の腕の太さの違いに気付き、
たいしたことないかなと思いつつも、一体どんな風になっちゃうのかな~とネットで画像検索をかけてみました。
そこにたくさん出てきた実際の患者さんの片方と比べ何倍にも膨れ上がる腕の画像に衝撃を受け、どこを読んでも早期の対処が大事と書いてあったので、
まずは急いで主治医のところへ行きました。
そしてリンパ浮腫を専門に扱う医師のいる婦人科クリニックを紹介してもらい受診しました。
でも、幸いその時は症状が軽いほうで、
皮膚の保湿を含めたスキンケア、
リンパの流れをよくするために指導されたセルフマッサージ、
入浴時以外の弾性スリーブの着用でアッサリとおさまりました。
治療するがんによって流れが悪くなる場所は違います
忘れた頃に再度なってしまったリンパ浮腫で今度はガンダムに?!
その後の生活でも毎日スリーブ着用必須と指示を受けたのに、
もとに戻ったし別にいいや!また腫れないように気を付けていれば大丈夫だろうと、それほど神経質になっていませんでした。
たまに腕を使い過ぎて、ん?ヤバイかな。。と自覚した時は、スリーブを慌てて着用し様子を見る、おさまれば着けなくなる、
そんな気まぐれなスリーブ着用とある程度の使い過ぎに注意することでかろうじて凌いでいました。
そんなこんなで、実は今年の夏にやらかしてしまいました。
気づけば右腕が痛ダルく、重く、
比べて見たら左右の太さが明らかに違ーう!!
しかも合併症である蜂窩織炎を疑う赤みもあり、一気に緊張感(泣)
エコーなど様々な検査の結果、以前よりレベルアップした治療をしなければならないことに。。
まずはこれ以上腫れて太くならないように弾性包帯による圧迫治療が必要とのこと。
その弾性包帯の、ごっついこと。。
そのグルグル巻きの頑丈な包帯をはずしてはダメ、
もちろん濡らしてはダメなので入浴もダメ、
また、60分程度のリンパドレナージを受け包帯を替えるために毎日の通院を余儀なくされました。
しかも北海道で異例の9月初旬の猛暑日が続いたときのことでした(涙)
病院は同じ市内でも遠くて車で行くような距離
でも自分で運転は無理なので、友人や非番の長男が交代で通院を助けてくれました。
私といえば、こんな出で立ち(いでたち)で。。
三男坊もビックリ
まるで。。。
旦那が大好きな、ガンダム(泣)
・・・でも、洒落になりません。
水仕事ができない等いろいろ家事を制限されたガンダムのために旦那は仕事が増えたのでした。
にも関わらず、俺の出番だ任せろ!と得意げに。。
いつも事あるごとにありがとう(感謝)
おかげさまで1週間はかかると言われていたのに、
4日ほどで腫れは治まり弾性包帯から解放されスリーブのみでOKに!
実際に治療する前の腕が腫れて太くなっていた画像や左右差を撮っておけばよかったと... ちょっと後悔しましたが。
でも、この圧迫治療の写真を見るたびに
不自由さがハンパない、、
毎日通わなければならない、、
何より治療の費用がかかる、、
もうならないように気をつけよう!!と間違いなく思うのでした。
雪かきも、ほどほどにしながら、
この冬も気をつけて過ごしていきたいと思います。
これからも元気に一緒にお散歩しようね ✨
※病院からもらっていた四肢リンパ浮腫のセルフケアの中身をここにも添付しておきます。
一度は目を通したもののそれっきりになっていたプリントです。
改めて周りにも迷惑をかけないようセルフケアをこれからもきちんとしようと思ったのでした(反省)
※乳がん発覚後のいろいろを綴っています