3本足で立つプリン(16才)のきもち
我が家の2匹のワンコは高齢ですが、まだまだ健在!
・・・そう思っていたのですが、
やはり最近は様々な老化の様子が目につきます。
13才のダックスのココにおいては老け顔になってきたな~という程度。
けれど16才のプリンはそれなりに耳が遠くなってきていたり目もあんまり見えてないんだなと感じることはありましたが、
どうも最近は、様子がおかしい。


異常におしっこが近い、残尿感があるのかしばらく踏ん張る、たまに血尿でシートがピンクになる、、、
それでもフードも食べるし便も問題ナシ散歩でもしっかり歩くので様子見でしたが、
歳だからこんなもんかな・・・
最近はトリマーさんにも初めて嫌がるそぶりをみせるほど警戒心も強くなってるから病院はストレスかな・・・
連れてこうかなどうしようかな・・・
はじめて関わる老犬の対応に迷いを持ちながらの毎日でした。
そして2週間ほど前に動物病院を受診、以来抗生剤を服用しながら通院していました。
今すぐ何かという緊急性があるものではないようですが、このたび二度の血液検査の微妙な数値からやはり全身の検査をしてみようということに。。
現在では声をかけても寝ているか黙ってこちらを見てるだけ
日帰り入院での全身検査は今週の木曜日。
結果はまた改めてここに記録しよう・・・
今日はプリンがうちに来た日からこれまでを振り返ります。
こちら当時の次男(6才)& プリン(生後2カ月半)↑↑
人生で初めて家の中で飼ったワンコがチワワ(♀)のプリンでした。
16年前、次男が欲しがって欲しがって(長男は多分どっちでもよかったと思う)次男が保育園の年長さんの時に買いました。
20万円近くするとても大きな買い物だからね、
もう毎年の誕生日のプレゼントはナシだよ?! と。
生き物だからね!!大切に育てなきゃダメなんだよ!! と。
お兄ちゃんとふたりで了承したので、
大人になるまでの彼らの誕プレと引き換えに購入することとなりました。
すっかり犬好きになってしまったおかんがココをお持ち帰りw
結局は、面倒を見るのは大人。
やっぱり私がなんだかんだお世話することに。。
そしてすっかりワンコに魅了されることに。。
そう、こんなんだったよね、懐かしい。
チワワってみんな小さくて華奢なのかと思っていたけど、プリンは骨太でおっきい子に育ったね(笑)


良く食べ、良く遊び、よく眠り、大きくなりました ~


ちなみに長男はもともと犬が苦手だったけれど、プリンのおかげで克服・・・
25才になる今では溺愛で、大好きで、
いつもここに来るとしばらく年老いたプリンと触れ合い、離れません。
あれから16年、
年明け6月には、17才を迎えるプリン。
プリンは今から10年ほど前に足に悪性の腫瘍がみつかり、後ろ右足を切断しました。
足の先にポツンと見つかった腫瘍ですが、
医師の判断どおり足の付け根から切断する手術をしたことで現在も転移なく元気に日常の生活を送ることができています。
「プリン足を手術することになったよ」と伝えたときワンワン泣いた当時6年生の次男が今でも忘れられません。
更にはその3年後に今度はおかんが乳がんだと聞いたときもワンワン泣いてたね。
本当に、よく笑い、よく泣く次男・・・
足の手術を終えて帰ってきた日は本当に辛そうで元気なくて、どうなることかと思ったけど、逞しく復活したね。
その、けなげな姿には皆が勇気づけられたよ。
颯爽と堂々と歩くから、近所の人も「プリンちゃん足がないなんて言われなきゃ分かんない!」と後から気付いて驚いていたし。。
あれから10年、大きな不調もなく変わらずいつもそこにいてくれてありがとう。
もうすぐ17才なんて、こんなに一緒にいられるなんて正直思わなかったよ。
プリン、
おかんは何となくわかるよ プリンのきもち
次男が社会人になるのを、ちゃんと大人になるのを、
見届けようとしてるんだよね?
6月の一次試験に受かり夏に受けた二次も無事合格したので、春には大学生活を終えて札幌に戻ってくることになった次男。
同じ市内でもよほど遠くに配属されない限り、自宅から通勤するそう。。
プリンはきっと、待っているんだね。
もう小学生でも中高生でもない、自立していく次男のことも見ていたくてプリンそこにいるんだよね?
これからもずっとまだまだ一緒に暮らし、
家族のことを一緒に応援してね。
一緒の時間を、
みんなでいっぱい過ごそうね !!