がんになってから地元の新聞に投稿し採用された時のこと /その1
おだやかな休日の朝を迎えています。
朝のコーヒーを飲みながら新聞を開いていたら、ふと6年前に乳がんの手術をして1年経った時のことを思い出したので、記録しておきます。
新聞に投稿しようと思い立った理由(わけ)
乳がんの手術をしてから丸1年が経ち、おおきな治療がひと段落したころでした。
怖かったけど、無事にここまできたという安堵、
そして感謝の想いを残したいと漠然と思い立ちました。
私が罹患したのは2014年、
そのあと北斗晶さんなどタレントの方も次々と乳がんを公表され、私が通う乳腺外科クリニックも検診の人で溢れるかえるようになりました。
ただ自分の心の揺れや思いを綴っただけですが、
経験したことが同じく乳がんを告知された方の心に届けばという、そんな思いも少なからずありました。
「病のときは恵みのとき」
友人が、亡くなられたお父様がまだ入院中に院内の掲示板でこの1節が入った詩を見かけたことを私に教えてくれました。
乳がんになり、治療が始まり、目の前のことをこなすことで精いっぱいだった当時の自分。
周囲の支えもあって、頑張れることができてはいても、
当時は常に死と隣り合わせというリアルがあり気持ちが不安定でした。
この詩を読んだときに、涙が止まりませんでした。
そして何かそのあとストンと気持ちが楽になったのを覚えています。
「だいじょうぶだよ」という本に、収録されていました。
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腹も立つこといっぱいあるけど、
あなた達はやっぱり宝物です(親バカ)
術後5年を迎えたときも、実は同じ新聞に投稿したところ採用させていただきました。
また /その2 として、後ほどブログに残しおきたいと思います。