「ぼくらはみんな生きている。生きているからかなしいんだ。」
以前やなせたかしさんの文庫本を見つけ衝動買いした!という記事をあげたことがありました。
絵本「それいけ!アンパンマン」の人気が出始めた時、やなせさんは56才。
そしてアンパンマンが刊行される約13年前には、
「てのひらを太陽に」を発表し、作詞家として頭角を表していたのでも有名です。
遅咲きだったやなせさんの人生は、
幼少期は劣等感に悩み戦争も経験し、
順風満帆ではなかったといいます。
逆境でも希望を胸に前へ進んだということが、
たくさんの言葉から伝わってきます。
歌詞に込めた思い
やなせさんは「てのひらを太陽に」 の「生きているから悲しいんだ」が「生きているからうれしいんだ」よりも先にきていることについて、
死んでしまえば悲しいという感情もない。
悲しみがあるから初めてうれしさがある。
影がなければ光はない。
だから、「悲しいんだ」が先に出てくるのだと仰っています。
「て~のひらを~太陽に~すかしてみ~れ~ば~~」
というフレーズが頭に浮かんだのは、
子供のころの遊びを思い出し懐中電灯を手のひらにあてたら、血の色がびっくりするほど赤く透けて見え、
あまりにきれいで見惚れてしまった時のこと。
これほど絶望してるのに、体には赤い血が脈々と流れている、心はこんなに元気がないのに…と、自分自身に励まされたのだそうです。
私の尊敬するひとりの女性のことを知ってほしい
今日、ブログに書きたかった本題です。
ある一人の女性の生き方、人生をかけた活動を、
私のブログを訪れてきてくださる方の目に留めてほしいと思いました。
fuyuさんのブログの一部です
いくつか抜粋します。
fuyuさんのブログを始めて拝見したときに、
驚きと怒りと言葉にならない悔しさで次から次と読み進めました。
そして私は即、Amazonからfuyuさんの書いた本を取り寄せました。
(その時のことは以前こちらに投稿しました)
→「おすすめブログ」に登場させていただくのもそろそろ。。そして矢川冬さんのこと
私がどんな言葉を並べるよりも、
伝わるのはご本人の言葉だと思います。
こちらの記事もぜひ読んでほしいです
「誰だって性欲は食欲と同じようにある。
性欲と性暴力は全く違うメカニズムです。
そこのところを丁寧に解き明かしていきたい」fuyuさん
今年に入ってからの投稿もぜひ見てほしい
fuyuさんの最新の投稿はこちらになります(2/6現在)
助産師のシオリーヌさんが歌うラップ動画、
初めて知りました。。
YouTubeでの動画配信などは普段ほとんど見ないのですが、
若い助産師や医師の発信するメッセージに、
ただただ、敬服してしまいました。
「性教育は性の教育ではなく、
人間の意思決定(尊厳)の教育なのだ」
そんなfuyuさんが書かれた、
「もう、沈黙はしない・・性虐待トラウマを超えて」
ぜひ、手に取って欲しいです。
受けた暴力の事実については勿論ですが、
書籍の隅から隅まで無駄なく深く価値ある内容です。
改めて全ての人へ推薦します。